博物館で見かける大型ジオラマに、鉄道ジオラマがあります。精密に作られた情景の中を鉄道車両が走ります。ですが、車が自走する鉄道ジオラマはほとんど見かけません。
ヤマネでは、さらなるリアリティの追求を目指し、鉄道ジオラマで培ったノウハウをベースにさらに一歩進んだ自動車演出システム、『Car Drive System』を開発いたしました。
『Car Drive System』はHOスケール以上のミニカーを自走させる演出システムで、鉄道ジオラマだけではなく、幅広いジオラマの駆動ギミックとしてご提案いたします。
道路に埋設した鉄線を、車両の前輪ステアリングに組み込まれた磁石が追従しながら走行します。これにより、直線はもちろんカーブにも合わせて、車体のハンドルを切りながら車は埋設された鉄線をトレースして走ります。
車両には走行メカ・バッテリー・センサーが搭載されており、車両単体で走行する仕組みになっています。
充電は充電ステーションと呼ばれる充電装置で充電します。充電は自動で行われ、車両が充電ステーションまで走行し、停車・充電が行われます。充電完了後に車両は自動で充電ステーションから走行していきます。
走行サンプル①
走行サンプル②
バス停 停止サンプル
HOスケール(1:80〜87)以上のスケールを基本とし、走行駆動部・バッテリー・センサーを取付けます。車輪はベアリング支持とし、ステアリング部分など耐久性の必要な部品は金属製としています。
道路に埋設されたセンサーと、車両に搭載されたマイコンにより、信号や踏切の横断など実際の車のようなリアルな演出が可能です。
またヘッドライトのON/OFFやウインカー、
ブレーキランプの点灯も可能です。
ライト点灯サンプル
踏み切り走行サンプル
踏み切り走行サンプル②
道路は、車が安定して走るようにしなくてはなりません。道幅や交差点の大きさ、曲線半径や勾配などを考慮し、
違和感のない道路作りをします。
ヤマネカードライブシステム
ヤマネカードライブシステム2
路面電車のある風景